地域材展示施設 「創森館」

創森館について

北信州地域で初めての地域材展示施設となる建物です。
組合員および地域の皆さんに親しみを持っていただけるように、新聞紙面等で愛称の募集を行いました。
建設委員会の投票で上位5点を入選作品とし、役員投票の結果、中野市の組合員 渡辺栄次さんの 「創森館」 が愛称となりました。

 

事業概要

木造2階建 延面積 338㎡
施設 内部・外部木材展示スペース 事務室、会議室、休憩室

事業費(税別)

本体工事   51,866,000円 (株)サンタキザワ
設計業務   1,890,000円 中山建築設計事務所
管理業務    756,000円 中山建築設計事務所

内部の概要

     

    大断面集成材を使わずに、トラス構造の採用により間伐材をふんだんに使用した建築です。

  • 事務室扉

    事務室扉

    グレイスウッド 北三
    スギ突板をガラスに挟んであります。
    文字は象嵌です。

  • 受付カウンター

    受付カウンター

    天板 : アカマツ
    腰板 : スギ

  • 事務室

    事務室

    天井 : スギ
    腰板 : スギ
    床板 : カラマツ
     梁 : カラマツ
    磨柱 : スギ
    管柱 : スギ

  • 展示スペース

    展示スペース

    天井 : スギ
    腰板 : スギ
    床板 : カラマツ
     梁 : カラマツ
    磨柱 : スギ

  • 階段

    階段

    段板 : アカマツ
    ササラ : アカマツ
    腰板 : スギ
    手摺 : カラマツ

  • 会議室

    会議室

    天井 : スギ
    腰板 : スギ
    床板 : カラマツ
     梁 : カラマツ
    磨柱 : スギ

トラスの木材加工

  • 会議室

    大工さんが手刻みで加工しました。

    トラス陸梁は L=9.3m 21cm×13.5cm北信地域にある人工乾燥器に入る最長の長さです。

    真束は 30cm×30cm 角材の中央部を手加工で 24cm×24cm にしました。